PlayStation 5(PS5)には2つのバージョンが存在します。それが「PS5 デジタルエディション」と「PS5 ディスクドライブ搭載モデル」です。これらの違いは外観だけでなく、使い方や価格にも影響を与えます。ここでは、PS5 デジタルエディションがディスク版とどう異なるのか、具体的なポイントを紹介していきます。
1. 主な違いはディスクドライブの有無
最も大きな違いは、PS5 デジタルエディションにはディスクドライブが搭載されていない点です。これにより、ディスク版のゲームやブルーレイ映画を再生できない代わりに、すべてのゲームやコンテンツはダウンロード形式となります。
- ディスクドライブ搭載モデル: パッケージ版のゲームディスクやブルーレイディスクを挿入してプレイ可能。中古ゲームの購入やレンタル、ブルーレイ映画の視聴もサポート。
- デジタルエディション: 完全にダウンロード専用のデジタルコンテンツに依存。ディスクがない分、物理メディアに頼らない。
2. 価格差
次に注目するべき点は、価格差です。PS5 デジタルエディションはディスクドライブがない分、低価格に設定されています。初期購入費用を抑えたい人にとってはデジタルエディションが魅力的です。
- PS5 デジタルエディション: 約44,980円(税込)
- PS5 ディスクドライブ搭載モデル: 約54,980円(税込)
約10,000円の差があるため、予算重視のユーザーはデジタルエディションを選ぶケースが多いです。
3. ストレージの考慮
両モデルともに825GBのSSDを搭載していますが、デジタルエディションはすべてのゲームをダウンロードしなければならないため、ストレージの使い方に注意が必要です。大容量のゲームが増えている中、追加ストレージを購入する選択肢も考慮する必要があるでしょう。
4. ゲームの所有権
PS5 デジタルエディションでは、すべてのゲームをデジタルストアで購入することになるため、パッケージ版の中古販売や貸し借りができません。そのため、ゲームの交換やリセールを考える人にはディスク版が適しています。
- デジタルエディション: すべてオンラインで購入するため、セールを狙ってお得にゲームを入手可能。ただし、価格が一定期間下がらない場合、パッケージ版より割高になることも。
- ディスク版: 新作をプレイした後、中古市場で販売することができるので、実質的なコストを抑えやすい。
5. 物理メディアの利便性
ディスクドライブを持つモデルは、ブルーレイ映画や4K Ultra HD Blu-rayを楽しむことができます。一方、デジタルエディションではこれが不可能なため、映画鑑賞用に別途デバイスを用意する必要が出てくるかもしれません。
どちらを選ぶべきか?
- ディスクドライブ搭載モデルを選ぶべき人:
- 物理メディアを好み、中古ゲームの売買をしたい人
- ブルーレイ映画も楽しみたい人
- ネット環境が不安定で、ゲームのダウンロード時間が気になる人
- デジタルエディションを選ぶべき人:
- 初期コストを抑えたい人
- すべてのゲームをデジタルで購入しても問題ない人
- 物理メディアを使わず、すっきりとしたデザインが好みの人


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